山門脇に素晴らしい桜の木があるのですが、少し前に散ってしまい、残念ながらお花見とはいきませんでした。しかし、穏やかな、春の日差しが暖かく感じられる、とても気持ちの良い朝でした。
ご住職は今、神奈川県は鶴見の曹洞宗大本山、総持寺で役を担っておられ、新発田と総持寺を行ったり来たりの生活なのだそうです。
えらい方なんですよ~!
さて、養泉寺の歴史は創建370年と古く、現在の本堂も200年以上前の建立だそうです。今でもしっかりとした作りをしていて、当時の人々の気持ちが伝わってくるようとのことでした。
ご住職は養泉寺の23代目。しかし、お釈迦様から数えると84代目なのだそうです。ちゃんと数えられているんですなあ。すごい!
今日はちょっと人数が少なかったです。30人くらいかな?
お花見、市議会議員選挙と、新発田の人は忙しいのです。
で、人数が少ない分、参加者全員で養泉寺本堂の見学会を行いました。天女・龍の天井画、うさぎの彫刻、駕籠、羅漢堂、開山堂、位牌堂と回りました。あちこちに、見ごたえのある造作も施されており、すばらしい空間が演出されていました。
しかし、今回、特に私がいいなあと思ったのは、大般若経です。大般若の時に、僧侶がザア~っと水の流れるが如く広げる、あの全600巻の大般若経です。実物を間近に見るのは今回が初めて。住職自らご説明してくださり、そして、ザザ~っとやってくださいました。ありがたや。
そして、お待ちかね、お粥の時間。
今回は、①紫米、②三分づき、③桜の塩漬け入り、④煎り玄米の4種類!
そこにチャミラさんのお味噌汁もついて、豪華でした。