「もろもろのこと」の中には、公私様々ありまして、中でも一番が京都旅行に行ったことです。寺カレッジがんばったね、うんうん。と、自分そして影で支えてくれた妻への慰労ということで、夫婦で行ってきました。
何回かに分けて、この京都旅行のことを書いてみようと思います。
まずは、醍醐寺。
言わずと知れた、秀吉の「醍醐の花見」で超有名な、あの醍醐寺です。
醍醐寺には上醍醐、下醍醐とあるのですが、日程&体力の関係で下醍醐のみ参拝。
春の桜、秋の紅葉の頃はすさまじい人出だそうですが、今はオフシーズン。参拝客はポツリポツリ。新緑あざやかな、広大な敷地内をゆっくりじっくりと見て回りました。広すぎて、寺院と言うより、公園の中にお寺がある、そんな感じがしました。
仁王門をくぐります。ドキドキ!
仁王像は平安後期の作だそうです。
参道が美しい。紅葉の頃はさぞかし見事でしょう。
醍醐寺のシンボルとも言える五重塔。平安時代の創建で、国宝。
下醍醐の中で、応仁の乱の戦火を免れた、醍醐寺創建当時唯一の建造物だそうです。
高さ38m、でかいです。威風堂々と言う言葉がぴったり。「京都に来た!」って感じですね。
こんな風にも撮ってみました。
さすが真言宗のお寺様です。上醍醐へ向かうお遍路さんかな?
弁天堂。きれいな池です。空気がおいしく、とても気持ちがいいです。
弁天堂の上にあるスポットなんですが、これがすばらしくきれい。
静寂の中、緑と水と石の見事な調和。何ですか、この贅沢。
おじさんがきちんと管理してくださっているんですよ。
これぞ、京都の底力!
歩き疲れたので、ちょいと抹茶を一服。
結構でございます。
国宝の金堂。二度の消失に会い、現在の金堂は和歌山から移築され、関ヶ原の戦いのあった1600年に完成。醍醐寺の中心となるお堂です。こちらの薬師如来坐像が醍醐寺のご本尊。
唐門。立派なはず、こちらも国宝。あたしじゃ通れません。
三宝院の入り口。実はここから、ザ・京都とも言える、ワンダフル・ビューティフル庭園が拝観できるのですが、館内撮影禁止!
なので、下の写真は醍醐寺のホームページから拝借しました。
いいですよね~。たまりません。なんですか、この贅沢。
フランス人の団体客がペチャクチャやかましかったんですが、せっかくいいところ来たんだから、
おいおい、静かに佇めよ~、って思いました。
とにかく、ここは、いいところです。
国宝・重文だけで7万点を収蔵する霊宝館も入りたかったのですが、
残念ながら、公開されていませんでした。
いつの日か、再チャレンジしたいです。
というわけで、京都旅行報告第一弾、醍醐寺でした。