2019年3月19日火曜日

浄念寺アサテラの会(報告)

3月17日(日)、五十公野の浄念寺でアサテラの会を開催しました。
初めは少し寒かったのですが、朝日が燦燦と降り注ぐと次第に暖かくなり、春の訪れを感じるすばらしい朝でした。

初めに、副住職が梵鐘を鳴らしてくださいました。
梵鐘、鐘楼と、一昨年の秋に再建されたものです。
ゴ~ン…。いい音色です。
やっぱり、お寺には鐘がぴったりですね。副住職もとても誇らしげに見えます。

お勤めは正信偈、念仏、和讃、回向とみんなで読みました。
真宗独特の節回しは、淡々としているようで随所にヒネリがあり、なかなか難しいです。
檀家の皆さんはさすが、大きな声で読み上げていらっしゃいました。

続いて、ご住職からお話がありました。
鐘を撞くのは基本的に毎月3回、そして、回数も決まっているそうです。
・10日 前住職のご命日で、「南無阿弥陀仏」の6回。
・25日 蓮如上人のご命日で、「南無不可思議光如来」の9回。
・28日 親鸞聖人のご命日で、「帰命尽十方無碍光如来」の10回。
・その他、行事がある時には「南無阿弥陀仏」の6回。

お勤めのあとは、お粥。
賑やかに、たのしい朝食をいただきました。
ご参加の皆さんからはたくさんのおかずのご提供。浄念寺さまからはお菓子まで頂戴しました。

ここ浄念寺は、いつ訪れても雰囲気がとても温かいです。ご住職はじめ、ファミリーの「おもてなし」の心が満ち溢れています。
今日は大勢の方にお集まりいただきました。檀家さん以外にも、普段から浄念寺とおつきあいされているという方々も何人か来られていました。
浄念寺は市島家、良寛様、その他著名な方々とのご縁がたくさんあるお寺です。しかし、そうした特別なご縁もさることながら、檀家さんや親しくされている方々との普段からの「おつきあい」が、一番のすばらしいご縁ではないかなあと思った次第です。

ところで、浄念寺では昨年末に副住職の第2子が誕生されました。
かわいいかわいい男の子です。新発田で言うところの「おんちゃま」ですね。
正に幸せいっぱいの浄念寺でした。