12月15日(日)、五十公野の浄念寺でアサテラの会を開催しました。
開始前に、なんと鐘を突きました!まだ朝の7時前なんですが、行事がある時は突くのだそうです。写真は副住職さんですが、この後、私(伊藤)も突かせていただきました。五十公野の地にいい音が響き渡りましたぞ~!
さて、アサテラの会。正信偈を皆で読みました。次に、ご住職から七高僧についてお話を頂戴しました。七高僧とは、親鸞聖人が讃えた七人の僧侶たちのこと。具体的には、
インドの龍樹・天親
中国の曇鸞・道綽・善導
日本の源信・源空(法然)
であり、正信偈にも登場されます。
この方々が連綿と阿弥陀仏への帰依、浄土の教えを説いてきたからこそ、親鸞聖人に結実したというわけです。親鸞聖人は源空、つまり法然上人の弟子でした。法然上人を祖とするのが浄土宗、親鸞聖人を祖とするのが浄土真宗です。
さて、今回のアサテラは特別。実に4年10ケ月ぶりにお粥を再開しました!
お粥は浄念寺様が作ってくださいました。白粥と、親鸞聖人が好きだったという小豆粥。どちらもやさしいお味で、寒い冬の体にしみわたる温かさ。うまいです!
おかずは梅干しやお漬物。これまた浄念寺様にお願いしましたが、一品だけ伊藤の妻が作りました。さて、どれでしょう? ま、とにかく、色とりどりのおかずたち。う~ん、お粥との相性抜群です。美味しいですね~。
参加者の皆様のお顔も幸せそう。子供たちもコーフン気味。あぁ、やっぱりアサテラにはお粥が必要なんだなとしみじみ思いました。
今回のお粥は全面的に浄念寺様にお世話になりました。本当にありがたいことです。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。