最近、仕事が立て込んでしまったのと雪がフルフルの季節のため、お寺巡りもとんとご無沙汰の日々なのであります。
そこで、今回は私の愛読書を一冊、ご紹介したいと思います。
「道元禅入門」
田里亦無著
産業能率大学出版部 刊
昭和48年
著者は「タザト・ヤクム」と読みます。著者の紹介が、なんと、
「学歴なし、職歴なし、禅歴も亦なし」
道元の著「正法眼蔵」の中の「現成公案」を中心に、道元の禅について解説した本です。
魅力ある解説に思わず引き込まれてしまいます。
0⇄1
ゝ
なんていう数式や記号を使って、禅とは何かを解説しています。
ありきたりの解説書ではないです。
おもしろい。が、わかるようでわからない。
そこで、何回も読み返しました。
読み返すたびに、新たな発見があったり、理解が深まったりして、ますます禅が好きになっていくのであります。
あー、とにかく読んでみてください。
アマゾンでも売ってます。