7月1日(金)、2日(土)と二日間に渡り、三光寺と顕法寺の屋根裏調査が行われました。
これは、登録有形文化財に向けての調査の一環として行われたものです。
今、新発田では「新発田まち遺産の会」が、登録有形文化財を核にして、新発田の伝統的建築物や景観を守り、活用していこうという動きが始まっています。今回の調査もその流れの中で行われました。
調査は東京谷中の「もば建築文化研究所」に各お寺が依頼しました。「もば…」は以前にも新発田の伝統的建築物調査を3年間に渡って実施したという実績を持っています。
まずは、三光寺。
副代表の中村さん、慣れたもので、すいすいと屋根裏へ。続いてご住職も屋根裏に上りました。へたなところを踏むと、天井が抜けてしまう恐れがあるので、慎重に足を運びます。
屋根裏は思いのほか広く、高く、しかし、小屋組みがびっしり。
その一番上に、目指す「棟札」がありました。
お次は顕法寺。
実は前日にご住職と副住職が下調べに上ったとのこと。中村さん曰く、「長年お寺の調査をしているが、ご住職自ら屋根裏に上るなんて初めて。それも二つのお寺どちらも。新発田は熱いですね~。」
こちらも棟札から、様々な情報を得ることができました。お手伝いいただいた副住職さん、ありがとうございました。