2020年9月14日月曜日

第一回普門寺坐禅会(報告)

9月12日(土)の午後、第一回の普門寺坐禅会に参加してきました。参加者はなんと17名! 村上、胎内、新潟、そして新発田と、様々な地域からお集まりでした。

さて、坐禅。
バッチリ45分間、座りました。実は私には久しぶりの45分。正直、長かったです。そして、この日は30度を超える気温。扇風機は回っていたのですが…。汗をかきかきの坐禅でした。

続いて、勉強会。
◆初めに、曹洞宗開祖である道元禅師の生涯についてお話がありました。
その後、道元の著書「学道用心集」の概略。
◆修行の目的、発心は純粋であらねばならない。坐禅を悟りの手段にしてはダメ。坐禅するなら坐禅だけ。澤木興道老師の言葉を借りれば、「宗教は生活である」。一挙手一投足、24時間すべてが仏道。今起きていることに全力投球すべし!
◆修行の維持・継続の大切さ。焦らず諦めず怠らず。繰り返して繰り返して深める。再び澤木老師の言葉「大事なことは耳鳴りがするほど聞け」。
◆正師の重要性。正しい師につき学ぶこと。人との出会いが大変重要。
◆最後に、坐禅について。お釈迦様や祖師方は、いわば「作曲家」。それをしたためたものが「楽譜」に当たる仏典、お経。でも、それを私が「生演奏」しなければ曲の素晴らしさはわからない。つまり、今ここにある私が実践することが大切。ヒトゴトではなく、ジブンゴトとして、今を大事に生きる。自分の命を大切に生きる…。

もっとたくさんお話があったのですが、このへんで。
来月からは「学道用心集」をテキストにして、勉強会を進めます。

というわけで、坐禅、勉強会と、大変濃い時間を過ごすことができました。本格的です。ガツンと来ます。この充実度はすごい。本気で坐禅そして仏教を学びたい方にはぜひお勧めします。
法侖さんに新発田に来ていただいて本当によかった~!感謝!