初めに、坐禅を行いました。
住職から懇切丁寧に作法を教えていただきました。お話が大変わかりやすく、調身=体を整えることの大切さや、特に、
「坐禅は安楽であるもの。苦しかったりするのはやり方が間違っている」
と言われたことに、すごくほっとして、落ち着いて坐ることができました。
続いて、礼拝(五体投地)の仕方も教えていただきました。
「きちんと礼拝をしないのは日本人だけ」
という手厳しいご指摘も。お経を読み、そして、礼拝を行います。とても厳かな気持ちになりました。
また、受戒についてのお話もありました。
「皆さんは本当に仏教徒ですか?」
の問いに一瞬、ドキっとしました。曹洞宗の修証義第3章に「南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧」とあります。授戒会により戒を受け、お釈迦さまのお弟子となり、真の仏教徒としての自覚を持つことが大切とのお話でした。
さて、宝光寺で今、ホットな話題といえば、副住職の大倫(だいりん)さん。永平寺での修行を終え、昨年5月に宝光寺に帰って来られました。まだ20代のバリバリ元気な大倫さん、これからの活躍がとても楽しみです。アサテラ新聞第90号にも少し記事を書かせていただきました。