2023年8月25日金曜日

養泉寺アサテラの会(報告)


8月20日(日)、押廻の養泉寺でアサテラの会を開催しました。
連日の猛暑、今朝も暑かったです🔥
ですので、参加者の皆さんはちょっと少な目でありました。

さて、えんぴつ写経。修証義第5章。
写経の前後に副住職からお話があり、「気づき」と「整える」という二つの大切なことを教わりました。

写経をしていると、そのことに集中しているはずなのに、それ以外にも、蝉の声だったり、かすかな風が吹いていることだったり、あるいは自分の指のしんどさだったりに「気づいて」きます。
そして、一字一字に心を込めて、じっくりと書き進めるうちに、心が落ち着いてきます。それと一緒に、体も緊張がほぐれ、どっしりと落ち着きが出てくるような、「整ってくる」感じがしました。

普段、何げなく過ごしている日常。うっかりと見過ごしたり、聞き逃がしたり。惰性で生活している部分って、本当にたくさんあります。むしろ、それが大半かもしれません。
本来は写経の時だけでなく、普段から、様々なことに気づいて、そして整えることが大変重要でしょう。
でも、それがなかなかできない。
だから、こうして写経あるいは坐禅などを時折体験し、背筋を伸ばすことって大切かなと思います。

以上、副住職のお話を、私なりにちょいと「整えて」書いてみました。