2014年6月10日火曜日

泯さんin千光寺

ちょっと前で恐縮ですが、6月1日の日曜日に五十公野の千光寺で、田中泯さんが踊りました。
以前に泯さん、写真撮影で千光寺に来られて、いたくお気に召されたとのこと。

千光寺って、真冬のご開帳の時しか行ったことなかったので、日光の眩しい6月の夕方の景色は、すごく新鮮でした。三方の戸を開け放すと、周りの自然と一体となった感じがして実にいいです。
さて、まずは激しいはげしいサックスの音色で始まりました。いや~、すばらしいサックスです。一気に不思議な場と化してしまいました。
そして、泯さんの登場です。
千光寺を所狭しと踊る泯さん。迫力ありますね~。おもしろかった~。映画見てるみたいでした。

観客の風景も、実はおもしろかったんです。ファンの匂いぷんぷんさせた方々がいる一方で、地元のおっちゃんおばちゃん、小学生なんかもいて、おばちゃんなんかは、泯さんの踊りをみてくすくす笑ってました。なんか、わかるんですよ、私も。泯さんみたいな姿の人が、昔は村に一人くらいいたんですよね。子供は怖いもの見たさで、その人の家を覗いてみたり。
いや、泯さんに失礼?
でも、「芸術!」と目を凝らして見るのも、「ほいどだねっか」って笑って見るのも、見る人の自由ですね。
私はというと、どっちもあり派です。やっぱすごいですよ、泯さんの踊り。迫力満点です。でも、どこかユーモアがあるんだなあ、すごく土臭くって。魅力的ですね。

泯さんの写真は都合上、撮れませんでしたので、来場者のお帰りの際の風景をパチリ。皆さん、満足な様子でしたよ。