少し前になりますが、新潟日報で連載していた「親鸞」が終わりましたね。五木寛之さんの力作でした。
連載当初から拝読させていただきました。何年経ちましたでしょうか。
おもしろかったなあ。史実とフィクションと、上手に作られていましたよね。恐らくフィクションでしょうが、物語に厚みと味わいとスリリングさをもたらしてくれる、えげつないほど個性溢れるキャラクターの面々。黒面法師なんて、その最たるものでした。
親鸞は、ずいぶんとカタブツに描かれていました。超真面目で、それでいて人並み以上の欲望のカタマリでもあり、苦悩する親鸞。
その親鸞と、極悪人たちとのコントラストがすばらしかったです。
ああ、終わってしまった…。新聞、つまんなくなってしまったなあ。
とにかく、五木寛之さんに感謝です。本当にありがとうございました。お疲れさまでした。でも、またどんどん書いてくださいね。お願いしま~す!