皆さん、井上久助って、知ってます?
「塩止め事件」
命をかけて新発田藩を救った烈士ということで、地元では有名なんです。
いや、郷土研究家やお年寄りには有名でも、若い人たちには無名かもしれません。
もっと、郷土の優れた人物の足跡を、後世にきちんと伝えていくべきだと思います。
10月10日(金)、命日であるこの日に、法華寺では、法要と地元郷土史家による講演会を計画しています。
昔、会津藩からはろうそくを、新発田藩からは塩を物々交換していましたが、ある時、会津藩からろうそくが運ばれなくなり、そのため、新発田藩も塩を送らなくなったのですが、これに会津藩が怒り、幕府にも届け出て、外様である新発田藩お取りつぶしの危機となりました。一説には、会津藩の策略だったともいわれています。
その時、藩士井上久助が「これはすべて、私ひとりの欲にかられての所業である」と名乗り出て、会津へ罪人として運ばれました。
久助は熱した銅板の上を歩かせられましたが、謡曲を歌いながら堂々と歩き切ったということです。
結局、この度の事件は久助一人の罪であるとされ、関所のある山内の番所付近で斬刑に処せられました。
法華寺には井上久助の碑があります。
法華寺のホームページはこちら。
http://park15.wakwak.com/~hokkeji/
うち、井上久助についてはこちら。
http://park15.wakwak.com/~hokkeji/info.html#index_box3
ご住職、ブログもがんばってます。
http://hokkeji.blogspot.jp/
ぜひ、10月10には、法華寺に足を運んでいただければ幸いです。
また行事の詳細が決まり次第、UPしていきます。