雲のかかった、少々蒸し気味の朝でしたが、今回も大勢の皆さまにお越しいただきました。
今回のサプライズ! ご本尊の薬師如来は胎内仏で秘仏とされているのに、今回、アサテラの会のためにわざわざ御開帳してくださいました。感謝です! 台座の上から首を出した、真っ黒なお薬師さま。顔しか覗けませんでしたが、なかなか顔立ちの整った、素敵なお顔でした。
誰かから言われたんです。アサテラの会で色々なお寺を回ることができるのは、そのお寺の仏様に呼ばれたからなんだよ、と。「たまにはうちのお寺も賑やかにしたいから、アサテラさん、おいでよ」、ということなんですって。そう思ったら、またまたやる気が増してきました。仏様、待っててくださいね!
さて、高徳寺アサテラの会。礼拝、読経、焼香と続きます。
お勤めの後、ご住職が寺の歴史をやさしく語ってくださいました。およそ700年程前からの歴史があること、雲洞庵、瑞雲寺と本寺が変わったこと、清水園の地を離れ、上新保の地に移ってきたこと、その後も水害等に見舞われ、土地を転々としたこと、などなど。
今は、広い敷地を活かしたお庭や杉林に囲まれ、ひっそりとした佇まいを見せています。そして、お待ちかねの朝食。
今回は高徳寺様より、スイカのご提供がありました。
夏はやっぱりスイカだね! んまい!
歴史ある高徳寺でアサテラができるなんて。
…本当にありがたいことです。
合掌。