2015年9月30日水曜日

「新発田藩を救った井上久助」語りべの会

10月10日(土)、は井上久助の命日です。法華寺では毎年この日、法要を行い、井上久助を偲ぶ催しを行っています。
今年は、「新発田藩を救った井上久助」と題し、松川美恵子さんからお話を伺います。松川さんは語りべとして市内外で御活躍されており、ご存知の方も多いと思います。
歴史にまつわる話ではありますが、難しくはありません。松川さんが、やさしく語りかけてくださることでしょう。
「井上久助って誰?」というあなた、ぜひご参加ください。

◆井上久助◆
かつて、新発田藩からは塩、会津藩からはロウ、という交易が行われていたが、ある時、新発田藩からの塩が送られなくなった。親藩である会津藩は、このことを重大な背信行為であるとして、新発田藩のお取りつぶしにまで話が及びそうになった。
井上久助は、親が受けた初代新発田藩主溝口侯への恩義に報いるのはこの時と思い、「すべては私個人の責任である」と、たった一人で罪なき罪をかぶり、会津藩へ赴き、断罪された。
新発田では、井上久助は偉人の一人として讃えられている。