3月21日(日)、寺町の福勝寺でアサテラの会を開催しました。
春の風が強く吹く朝でした。
般若心経をみんなで唱え、その後、椅子坐禅を行いました。
姿勢を正し、呼吸を正し、心を正す。
静寂の中、鳥の声、風の音が聞こえてきました。
坐禅の後、ご住職から講話がありました。
コロナが蔓延し、当たり前と思っていたことが一変した世の中。平穏無事、普通に生活できることの有難さを、あらためて感じさせられることとなった…。
コロナが蔓延し、当たり前と思っていたことが一変した世の中。平穏無事、普通に生活できることの有難さを、あらためて感じさせられることとなった…。
福勝寺の歴史についても説明がありました。
雲洞庵3代目が室町時代に開いた福勝寺。6百年の歴史を誇ります。
新発田重家の像が山門前にありますが、重家は上杉景勝、直江兼続と戦い、敗れました。その先祖は近江源氏の血を引く、地頭職だった佐々木盛綱。遠く鎌倉時代のことです。
さて、今回はなんといってもおひなさま。
仏様の前にひな人形がずら~り。すばらしいコラボが実現しました。
来春、新発田の駅前に大倉喜八郎の別邸だった「蔵春閣」が移築されます。
今、新発田では駅前エリアが大注目。寺町もその中にあるといっていいでしょう。
今回のひな人形の展示も、それを見越しての試み。
来年はもっと、規模を大きくして、ひなまつりを開催したいと考えています。
福勝寺のひな人形の展示は3月27日(土)まで。その他、諏訪神社、清水園、寺町たまり駅でも展示されています。概ね3月いっぱいのようです。