先にもお知らせしましたが、10月10日(金)午後2時から、法華寺にて井上久助の法要と平山靖夫さんによる講演会を開催します。
まだまだ参加者募集中! よろしくお願いします!
で、井上久助に関する本を読んでみようと、図書館へ行って見つけたのがこの三冊でした(他に、新発田市史や古文書もあることはありますが)。
①「ふるさとしばた 新発田をめぐる人物ものがたり」
市教育委員会が発行したものです。
子供向けに、蕗谷虹児、堀部安兵衛など13名の著名人について書かれています。
しっかし、これが平成6年発行!
②「新発田藩の三大事件」
著者は大沼倹爾氏。
久米幸太郎の仇討、井上久助の塩止事件、与茂七騒動について書かれています。
イラストも入り、読みやすい本です。
で、これの発行が昭和五十四年。
③「越後新発田藩における塩止事件について」
著者は岡村正平氏。新津の方です。
古文書の引用が多く、私には読みにくい。レベルが高いです。
これが昭和五十二年発行。
つまり、一番新しい本である①の「人物ものがたり」でも、20年前のもの。
なんだかなあ。
「人物ものがたり」は、子供たちにぜひ読んでほしい本です。でも、20年前の本ですよ。その後、改訂版が出たとも聞かないし、いかがなものでしょうか。こんなんで、郷土愛が育まれるのかなあ。どうりで、うちの息子たちも、新発田のこと、さっぱりわかってないよなあ(親父のぼやき…)。
まあ、それはさておき、新発田のお寺のことを調べていけば、当然、新発田の歴史を調べることにつながっていきます。歴史を知ると、ますますお寺への理解が深まるわけですね。
深まる秋、こうした本をじっくりと読んでみたいと思っています。