2016年1月18日月曜日

浄念寺アサテラの会(報告)

1月17日(日)、五十公野の浄念寺で今年初のアサテラの会を開催しました。

今回で50回目となります。よ~続いたなあと思います。目指せ100回! そう、これは折り返し地点なのです!

さて、浄念寺。雪のちらつく、寒い朝となりました。新人スタッフの松井さんも寒そ~。

良寛様手植えの菩提樹も、雪をかぶって重たそう。

こんなに寒い朝、はてさて、どれくらいの人たちが集まってくれるのかなあと思っていたら、予想を裏切って、大勢の方が来てくださいました。
常連さんから、今年もよろしくと、にこにこ顔でご挨拶いただきました。寒いからなおさら心に沁みる、人の温かさですねえ。

そして、午前7時。お勤め開始。ここは浄土真宗のお寺。正信偈(しょうしんげ)、念仏、和讃、回向と、ご住職・副住職と共にお唱えをしました。
私は菩提寺が日蓮宗で、リズミカルなテンポに慣れているせいか、浄土真宗のお経はリズムが取りにくいですね。基本は平坦に進むのですが、あるところへくるとグイグイグイ~っというのがあるんです(なんだか変なこと言ってるかなあ。不謹慎だし、意味不明になってきたので、読経の話はここまでということで)。

ご住職からお話がありました。
ご本尊の阿弥陀様は、少し前傾姿勢。なぜかと言うと、皆さんをすぐに救いに行こうとしていらっしゃるんですよと。いわば臨戦態勢。いちについてよ~い、ということです。


また、本堂の向って右に親鸞聖人、左に蓮如上人の画が飾られています。蓮如上人のお言葉、「仏法には、明日と申す事あるまじく候ふ」。今日も明日も人生の途中ではない。人生には今しかない。だから、仏法を聴くのは今!今なんです。あれしてから、これがあるからなんて、つべこべ言ってないで、さあ今、お聴きなさい、と。
私はこの話を聞いて、曹洞宗の道元を思い出しました。自力と他力、全く逆の方向を向いているのですが、「今この瞬間を生き切る」というのが道元の教えだったかと。逆だと思っていたのが、ぐるっと地球一周して同じところに辿り着いた、みたいな。 ひょっとして、目指すものは同じ? ふと、そんなことをふと思った次第です。


さて、お勤めの後は、お待ちかねのお食事。親鸞聖人が好んだといわれる、小豆粥を浄念寺の奥様が作ってくださいました。感謝!

こちらはチャミラさんのお粥。野菜入り。どちらも、とってもおいしかったですよ~。

おかずもたくさん。参加者の皆さんからです。いつもありがとうございます。

食事も終わって、ほっと一息。


というわけで、今年もいよいよ始まりました。今年もどんどん回りますよ~。まだ行ったことのない地域もあるんです。開拓したいな~。相変わらず、チャレンジ精神旺盛な私なのであります。
リクエストやウェルカム、お待ちしています。以前訪れたお寺もOKです。行くたびに新たな発見や出会いがあるものです。
どうぞ、よろしくお願いします!