私は寺巡りコースの案内をしました。
まずはじめに訪れたのは、法華寺。日蓮宗のお寺です。
昨年、住職になられたばかりの義昌さんが、お寺の言われなどを熱心にお話ししてくださいました。
井上久助という、新発田にとっては大恩人の碑の前で。江戸時代、会津藩との「塩止め事件」の際、一切の責任を一人で背負い、身を捧げた烈士として、新発田では有名な方です。
こちらは、忠臣蔵赤穂浪士、堀部安兵衛のお母様の碑。安兵衛を顕彰する市民団体「武庸会(たけつねかい)」が創立百周年を迎えた昨年、法華寺で建立したものです。お父様は長徳寺に、お母様はここ、法華寺に眠っていらっしゃいます。
続いておじゃましたのは、福勝寺。曹洞宗です。
新発田重家という、かつて上杉謙信に仕えた、新発田のお殿様を祀るお寺です。ご住職が熱心に語ってくださいました。本堂にはご本尊を始め、千手観音など、数々の仏像が並んでいます。
最後に訪れたのは、顕法寺。日蓮宗のお寺です。
今朝もアサテラの会でおじゃましたばかりで恐縮でしたが、ご住職にはしっかりとお寺そして鬼子母神についてお話いただきました。
鬼子母神は、かつては人の子をさらっては食らうという恐ろしい鬼でしたが、お釈迦様に諭され、安産、子供の守り神となりました。
寺巡りコースにご参加の皆さま、天候の悪い中、長時間お疲れ様でした。少しでも新発田のお寺を知っていただけましたでしょうか。不慣れな案内で、失礼いたしました。
今後は、お寺の案内人、ガイドをアサテラの会で作っていけないかなと思っています。お寺ガイド養成講座、なんか開けたらいいなと。
この他に、坐禅コース、写経コースとありましたが、いずれも評判はよかったようです。坐禅では、宝光寺のご住職から、坐禅そして丁寧なお話とQ&Aが展開されたようです。写経コースは1時間以上、皆さま一言もおしゃべりすることなく、ひたすら集中して写経されたとのこと。
そして、いよいよ7676へ突入であります!