10月26日(日)、御幸町の周円寺でアサテラの会を開催しました。
朝のお勤めの後、近々、住職となられる副住職さんから法話がありました。
朝のお勤めの後、近々、住職となられる副住職さんから法話がありました。
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浄土真宗では追善供養のお経は読みません。親鸞聖人も、「父母のためにお経は唱えない」と言っています。それではお経は何のため?それは、常にそばにいる阿弥陀様への讃嘆(さんだん、と読みます)、感謝を表すものなのです。とはいえ、決して父母ご先祖をないがしろにしていいという意味ではありませんのでご注意を。
仏様をよ~く見たことがありますか? 姿、顔、手、うしろ…。立っているか座っているか、どんな表情をしている?、目は開いている?、口元は?、手はどんな形? 仏様の後ろはどんなだっけ? などなど…。もし、絵に描いてくださいと言われたら、どれだけ描けるでしょうか? 見ているようで見ていないんですよね。せっかくお寺に来たのであれば、ぜひじっくりしっかりと仏様をご覧ください。そして、それらはすべて、意味のあることなのです。
雅楽は神事だけでなく、実は仏事でも行います。大きなお寺の大きな行事で行っています。周円寺の欄間にも笙(しょう)と龍笛(りゅうてき)が刻まれています。私は二つを習っていますが、どちらも大変に高価なもの。特に笙は軽自動車一台分のお値段! また、雅楽の楽器はこれだけではありませんし、法要は声明とセットになって営まれます。フルに行うとなると大がかりなものになりますが、次回の周円寺アサテラでは、ひょっとしたら、少しは聴いていただけるかな?
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お話はまだまだ色々あったのですが、省略させていただきます。ご了承を。
さて、法話の後はお楽しみのお粥。
さて、法話の後はお楽しみのお粥。
今回は参加者が少なかったので、その分、副住職と色々お話ができました。
新潟市松浜出身の副住職ですが、新発田にも親戚がいるとのことで、なんと私(伊藤)の知り合いにたどり着きました。いやはや世間は狭いなあ。副住職さんにぐっと親しみを覚えてしまいました。