2015年11月27日金曜日

アサテラプレミアム

12月のアサテラの会は、「アサテラプレミアム」と題し、プロの料理人に朝食を作っていただきます。
12月13日(日) 朝7時から8時半まで、長徳寺にて。

 今回は新道の居酒屋、辰彌さん。カウンターだけの小さなお店ですが、地元食材にこだわり、おいしい料理と気さくなおもてなしで人気があります。
 メニューは、薬膳スープカレーと地元野菜のコラボ。健康と地産地消をキーワードに、命をいただく有り難さを今一度考えながら、味わいたいと思います。
 辰彌のマスターは、スープカレーの本場、札幌で修行されました。本場の味がとても楽しみです。なお、カレーにはチキンと野菜が入ります。
 また、野菜はteamしばもんからのご提供。しばもんは「顔の見えるおつきあい」をモットーに、今年から市内外で米、野菜、果物などの販売を始めた、新発田の若手農家グループです。

★参加には申し込みが必要
・限定50名様(今日現在で既に23名の申し込みがありました)
・参加費1,000円(当日払い)
・食器類はご持参不要です。


お申し込みはお早めに。よろしくお願いします!









2015年11月26日木曜日

終御講と箏・尺八によるコンサート(宝光寺)

あさって11月28日(土)、三光寺にて終御講と箏・尺八によるコンサートが開催されます。

今年最後の御講、そして、日本情緒たっぷりのコンサート。
詳しくはチラシをご覧ください。

箏って、「そう」って読むんですね。「こと」とも読むけれど、琴とはちょっと違うそうです。
どう違う? それは足を運んでみないとね。

申し込みは過ぎましたが、お問い合わせは三光寺まで(0254-22-4467)。



2015年11月25日水曜日

アサテラ新聞第34号

11月22日(日)白蓮寺アサテラの会でお配りした、アサテラ新聞第34号です。

・ 白蓮寺のこと。
・ 12月13日(日)アサテラプレミアム
・ 10月25日谷中・上野桜木でのアサテラ発表会(報告)
・ 12月8日(火)成道会
・ 12月14日(月)義士祭

などなど、掲載しました。
特に、アサテラプレミアム、限定50名様です。
お申し込みはお早めに!



2015年11月24日火曜日

白蓮寺アサテラの会(報告)

11月22日(日)、五十公野の白蓮寺でアサテラの会が開催されました。
今回は、食事の作法について学びました。


基本は、「五観の偈」にあります。
食事は生命をいただくこと。そして、携わった多くの方々の苦労に感謝し、静かにしっかりと味わい、自らの栄養とし、人格の形成を図るためにいただくものです。


具体的には、
・ 食事中はしゃべらない。
・ おかわりは、一斉の合図と共に静かに立つ。おかわりをしない人は箸を置き、静かに待つ。
・ 食事が終わったら、その場で全員が終わるまで静かに待つ。

いつもは賑やかな食事の時間なのですが、今日ばかりはし~んと静まり返りました。
でも、お寺の食事はこれが基本だと悟りました。
しっかりと、五観の偈を思いながらかみしめていると、味がとてもよくわかるんです。普段は、時間に追われたり話に夢中になったりで、まるで貪るようなものだなあと、反省です。食に集中するというのはこういうことだなと。自然と、感謝の念が湧いてきます。

今後のアサテラの会も、方向を変えていかなければと思いました。むしろ、基本に立ち返るということですね。会発足から丸4年。新たな5年目のスタートに際し、とても貴重な体験をさせていただきました。白蓮寺様に感謝いたします。






 




2015年11月19日木曜日

日曜日は白蓮寺アサテラの会

今度の日曜日、11月22日は五十公野の白蓮寺でアサテラの会です。

白蓮寺でのアサテラの会は2回目となります。

今回は、食事作法について、やり方を変えます。
「なぜお寺で食事をいただくのか」
アサテラの会の原点を今一度、見直したいと思うのです。

我々は殺生をしなければ生きてはいけません。
多くの命をいただくことで、我々の命が成り立っています。

また、口に運ぶまでには、様々なご縁があります。
誰かが料理をしなければ食べられないのです。
そして、自分。今ここに、健康な自分がいてこそ、食事ができるのです。

食事をとおして、今一度、ご縁というものを見つめてみたいと思います。



2015年11月12日木曜日

義士堂木像の修復

11月7日(土)に長徳寺で行われた桃中軒雲衛門百回忌で、義士堂の公開と国本武春さんの公演会がありました。

の、義士堂公開について。

義士堂の四十七士像のうち半分の二十三体が、修復を終えて帰ってきました。
今回の修復は、新たに手を加えてピッカピカにするのではなく、可能な限りオリジナルのまま残すというモットーで行いました。
修復を担当してくださった奈良の田川新一朗さんによると、塗料を固定するのが非常に難しく、プロ泣かせだったそうです。やっと本日の帰還に間に合わせることができて、ほっとしたとのこと。田川さん、ありがとうございました。
今後は、残りの木像の修復が始まります。完成は再来年の春を予定。楽しみです。

武庸会創立百年を記念して実施されている今回のプロジェクト、百年後の後輩たちに誇りをもって引き継ぐことができるよう、がんばりたいと思います。

修復後の義士像。目のくもりも取れました。

やっと帰ってきました! 義士たちもほっとした様子?

こちらは、これから旅立つ義士たち。

田川さんによる説明会。参加者の皆さん、熱心に聞かれていました。



2015年11月5日木曜日

四十七士、一日だけ集結

11月3日(火)の新潟日報朝刊に、長徳寺義士堂の記事が載っていました。
義士堂の四十七士木像については、只今、修復プロジェクトが進行中。
11月7日(土)、修復を終えた23体が帰ってきます。
そして、残りの23体が今度は修復の旅に出ます。
あと一体は、清水園で展示中の堀部安兵衛像。もちろん、安兵衛も帰ってきます。
というわけで、四十七士がこの日だけ、そろい踏みとなるわけです。

今年は桃中軒雲右衛門の百回忌に当たる年。
7日は、修復を担当されている田川新一朗さんが来られ、木像についてお話しされます。
また、その後には、雲右衛門の直系の弟子に当たる、国本武春さんによる浪曲ライブが催されます。
浪曲のチケット、好評発売中。よろしくお願いしま~す!!





 


2015年11月3日火曜日

アサテラの会って? ~その3~

アサテラの会って? パワーポイントによるアサテラの会のご説明、その3です。

これまでの訪問回数を調べてみました。
スタートした平成24年12月から、今年10月で47回目を数えました。

また、訪問したお寺の数としては、何度かお邪魔しているところもあるので、29ヶ寺です。
新発田市のお寺数は132(市史等調べ)。従って、割合からすると約2割。
これって、多いのかなあ、少ないのかなあ。
でも、まだ訪れていないお寺が103もあるわけでして、がんばり甲斐があるというものです。

新発田市は宗派別に見ると、表でおわかりのとおり、曹洞宗が圧倒的に多い地域です(約7割!)。
なぜ曹洞宗が多いのか。新発田のお殿様、溝口家の菩提寺が曹洞宗だったから、ということもあるでしょうが、溝口氏が新発田へ入る以前からのお寺もあるわけで、これはよく調べてみたいと思います。どなたかおわかりの方、ぜひ教えてください。

ついでに、表には出ていませんが、
◎訪問した地域…新発田、五十公野、川東、菅谷、佐々木、豊浦、加治川。
◎訪問していない地域…松浦、米倉、赤谷、加治、紫雲寺。
今後は特に、訪問していない地域へぜひお邪魔したいものです。リクエスト、ウエルカム受け付けております。どうぞ、よろしくお願いします。




2015年11月2日月曜日

アサテラの会って? ~その2~

アサテラの会って? パワーポイントによるアサテラの会のご説明、その2です。

と言いながら、パワーポイントの内容以前の、私個人の話をしちゃいます。

仏教について興味を持ったのは、ある出来事があり、色々と人生論の本を読みあさっていたところ、ひろさちやさんの本が目に留まりました。「がんばらない」「今のままでいいんだよ」そうした言葉にほろりときました。これは一体なんなんだ~?そこから、仏教に関する本を読みだしました。

30代、イタリアに凝っていた時期がありまして、キリスト教の寺院を巡り、めちゃくちゃ感動しておりました。ところが、ある時ふと足元を見たら、日本のお寺も負けちゃいないぞってことに気づいたのです。学生時代を過ごした京都へ行き、寺巡りをするうちに、どんどんのめり込んで行きました。若いときは全然、この価値に気づかなかったなあ。ああもったいない…。

新発田に清水園というお庭があります。新発田のお殿様、溝口家の下屋敷だったところです。
ある時、ここを拝観したんです、じっくりと。そうしたら、びっくりしたんです。京都と同じだって。いや、京都でもこんなお庭、そうそうないぞ~って。

そして、ひっそりと一人、地元のお寺を巡るようになりました。
そして、ある日、上田紀行さんが新発田の瑞雲寺で講演されました。上田さんは「がんばれ仏教!」と唱え、お坊さんたちを激励したのです。ついでに、勝手に私も激励されてしまいました。

以来、僧侶でもない私が「がんばれ仏教!」を実践すべく、今日に至るというわけです。

と、私はこんな感じでしょうか。
アサテラの会発起人のあとの二人、関根さん、磯辺さん、それぞれに思うところがあったのでしょう。
会は今、10人のスタッフで運営しています。皆それぞれ、考えやきっかけがあると思います。
そうした、根っこのようなものは忘れずに大事にしたいですね。