2018年12月18日火曜日

顕法寺アサテラの会(報告)


一昨日、12月16日(日)、顕法寺でアサテラの会を開催しました。
まだ薄暗い午前6時半前に到着。それでも何人かすでに参加者の方がちらほら。はええ!
7時になると、すっかり夜が明けました。今日はすばらしくいい天気です。



初めに読経。妙法蓮華経如来寿量品第十六。自我得仏来…と、日蓮宗ではおなじみのお経。私んちも日蓮宗なので、とても親しみのあるお経です。


続いて、副住職による鬼子母神様の紙芝居。人の子をさらっては食う「鬼」から、お釈迦様のおかげで子供を救う「神」に変わるお話。紙芝居では、プロローグとして、この母親が前世で人々から受けた仕打ちが恨みとなり、現世で鬼になることも描かれていました。
以下、私なりの解釈です。つまりは因果ですよね。悪いことが悪いことを生んでいく。しかし、その不幸があったからこそお釈迦様に出会えた。この良縁に出会うのも因果のひとつではないでしょうか。そして、回心という良いことが、神になるという良いことを生んでいく…。今を生きる私たちも、この世で良き出会いをし、良い方向に歩んで行きたいものです。





次に、住職による本堂案内。数々の鬼子母神様(御本尊は御開帳時のみ)はじめ諸仏、日蓮上人、加藤清正侯の像など、丁寧にご説明いただきました。やっぱり、ただ拝むだけではわからないことが多いです。こういう時、ホントお得感があるんですよね、アサテラって。ありがたいことです。



さて、お食事。楽しかったですねえ。今回もたくさんのおかずのご提供がありました。おいしくて、用意したお粥が早くにカラになってしまうほどでした。
今回でアサテラの会もとうとう8年目に突入。地道にコツコツ、雨が降ろうが雪が降ろうが、淡々と続けてきました。こうして、毎月、和気あいあいとみんなで朝食をいただけるありがたさを噛みしめた次第です。




ところで、最近、若い方でも、アサテラやお寺に興味を持たれる方が増えてきたような気がしています。もし、このブログを見て、アサテラ行ってみたい、坐禅をしたい、写経をしたい、お寺にお参りをしたい、などなど、ちょっぴりお寺体験したいな~と思われた方は、アサテラの会へメールしていただければ、ご相談に乗ります。あのお寺はどんなお寺?なんてお問い合せでもかまいません(わかる範囲でお答えします)。もちろん、プライバシーは固くお守りしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
アドレスは、 asatera1@gmail.com です。