2022年10月22日土曜日

鳳林寺アサテラの会(報告)

10月16日(日)、長畑の鳳林寺でアサテラの会を開催しました。
晴天に恵まれ、空にはいわし雲。気持ちのいい朝です。

椅子坐禅をして、心と身体を整えます。陽が差し込み、実に気持ちのいい坐禅でした。坐禅の間、御詠歌が流れていました。ここは曹洞宗のお寺。梅花流というのだそうです。

続くご住職の法話も、梅花流詠讃歌についてでした。そのなかの三宝和讃(さんぼうわさん)では、
南無帰依仏と唱えよや
南無帰依法と唱えよや
南無帰依僧と唱えよや
とあります。つまり、仏(仏様)、法(お経、教え)、僧(お坊さん、信者)を拠り所として生きていきます、という仏教徒としての誓いの言葉であります。

また、鳳林寺の歴史についてもお話しいただきました。遠く薩摩島津氏のご縁から、寺紋は丸に十であること、昨年五百年祭を挙行したことなど。でも、一番大切なのは、地域を守り、地域に愛されるお寺であり続けていることだそうです。お寺の中にはたくさんの寄進物があります。仏様、絵画、天井画、襖絵…。会の最後には、それらをひとつひとつ丁寧にご案内していただきました。ご住職に深く感謝いたします。