2024年1月15日月曜日

法華寺アサテラの会(報告)

1月14日(日)の早朝、寺町の法華寺でアサテラの会を開催しました。
昨日までの悪天候がうそのように止み、時折日差しの射すとても気持ちのいい朝となりました。
正に、新年のスタートにふさわしい朝でした。

はじめに、ご住職から法話がありました。仏様は救いの手を差し伸べてくださっている。その手をつかむかどうか、それは我々の努力にかかっている。何もしないで幸せを得られるはずがない。人生、つらいことや悲しいこと、うまくいかないことが多々あるけれど、怠らず歩みを続ける。そこに希望が生まれ、やがて努力が報われる時が来る。と、励ましの温かいお言葉がありました。

さて、法華寺は元々新発田藩の祈祷寺。ご住職は日蓮宗大荒行に4回入行し、修法師(しゅほっし)の資格を得られた猛者であります。そのご住職の迫力あるお加持を受け、心を清め、一年の祈願をしました。
また、質問コーナーでは、「宗派の違いは?」という問いかけがありました。住職曰く、(平安鎌倉の時代)、この世では努力しても報われない、せめて来世での平穏を願うという考え方もあったし、この世で幸せにならないでどうするのか、自分だけではできないのであれば、みんなで努力して幸せになろう、そういう考え方もあった。日蓮宗は後派の考え。様々な宗派の教祖様がいらっしゃるが、共通するのは、皆法華経を信仰していたこと。法華寺では法華経の勉強会も行っているので、興味ある方はぜひお越しください、とのことでした。

アサテラの会終了後には、茶話会を行いました。
お茶とお菓子をいただき、ほのぼのとしたひとときを参加者のみなさんと楽しみました。