2019年11月20日水曜日

清流寺アサテラプレミアム(報告)


11月17日(日)の早朝、上中山の清流寺でアサテラプレミアムを開催しました。
もうこの時期になると、夜明けが遅く、私が着いた6時半頃はまだ薄暗いのでありました。
しかし、次第にしらじらと夜が明けてきました。時折、陽も差してきました。今日もすばらしい一日が始まる、そんな期待に胸が膨らむ気がしました。

そんな中、まずはお勤め。般若心経から始まり、法華経、ご焼香と続きます。
お勤めのあとは、ご住職が寺のいわれなどをお話しくださいました。350年間、一度も火災に遭っていないのだそうです。老朽化著しく、全面的な建て替えも検討されたそうですが、やはり残せるものは残そうという結論に至り、昭和の終わりに大改修は行いましたが柱や梁は創建当時のままだそうです。すばらしいことだなと感心しました。

さて、本日のメインは、永平寺典座を長年務められたご住職による精進料理。
いや~、まいりました。おいしい。とてもおいしい! どの料理も手間暇かけたものばかりで、丁寧に作られています。それは、食べるとよくわかります。体にぐいぐい吸収される感じがするのです。体が喜んで、大歓迎をしている証だと思います。
献立は下の写真をご覧ください。
なんて贅沢な朝食なんだろう、本当にご住職には感謝しかありません。

最後は、「地獄極楽絵図」を拝見しました。リアルですね、おどろおどろしい。多分、子どもがみたらないちゃうんじゃないかな。
でも、地獄も極楽も、この世にあると思います。それを地獄と感じるか、極楽と感じるか。すべては私たち自身の心が決めているのです。

おかげさまで、アサテラの会も8周年を迎えることができました。
参加者の皆様をはじめ、関係各位に深く感謝申し上げます。
これからも、10周年、20周年!を目指し、精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。