2019年12月10日火曜日

成道会(法華寺)

一昨日、12月8日(日)の朝6時30分から、法華寺にて成道会が開催されました。
新発田市仏教会の主催です。市内寺院から宗派を超えて12人の僧侶が集まり、参拝者も含め約50人で、お釈迦様の成道=お悟りを開かれたことを祝いました。

法華寺は日蓮宗なので、法華経など日蓮宗でいつも読んでいるお経を全員で唱えました。
お題目では、檀家の団扇太鼓に合わせて声高らかに、「南無妙法蓮華経」が響き渡りました。

その後、住職から、お釈迦様の教えについて法話がありました。
天上天下唯我独尊。ひとりひとりが何より尊い存在であります。だから、お釈迦様は生涯を通じ、すべての人々を成仏させようと願われ、布教に励まれました。そして、この世を去りましたが、それは方便であり、実は亡くなられてはいないのです。今も、誓願は脈々と続いており、我々を見守ってくださっています。成道会をきっかけに、今少し立ち止まり、お釈迦様の声に耳を澄ませてみませんか。

成道会が終わると、定番の甘酒のふるまいがありました。寒い朝です。甘酒が心と体を温めてくれました。そして、お土産はこれまた定番のバナナとみかん。新発田の成道会はこれで締めくくるのであります。