2015年11月24日火曜日

白蓮寺アサテラの会(報告)

11月22日(日)、五十公野の白蓮寺でアサテラの会が開催されました。
今回は、食事の作法について学びました。


基本は、「五観の偈」にあります。
食事は生命をいただくこと。そして、携わった多くの方々の苦労に感謝し、静かにしっかりと味わい、自らの栄養とし、人格の形成を図るためにいただくものです。


具体的には、
・ 食事中はしゃべらない。
・ おかわりは、一斉の合図と共に静かに立つ。おかわりをしない人は箸を置き、静かに待つ。
・ 食事が終わったら、その場で全員が終わるまで静かに待つ。

いつもは賑やかな食事の時間なのですが、今日ばかりはし~んと静まり返りました。
でも、お寺の食事はこれが基本だと悟りました。
しっかりと、五観の偈を思いながらかみしめていると、味がとてもよくわかるんです。普段は、時間に追われたり話に夢中になったりで、まるで貪るようなものだなあと、反省です。食に集中するというのはこういうことだなと。自然と、感謝の念が湧いてきます。

今後のアサテラの会も、方向を変えていかなければと思いました。むしろ、基本に立ち返るということですね。会発足から丸4年。新たな5年目のスタートに際し、とても貴重な体験をさせていただきました。白蓮寺様に感謝いたします。