2015年11月2日月曜日

アサテラの会って? ~その2~

アサテラの会って? パワーポイントによるアサテラの会のご説明、その2です。

と言いながら、パワーポイントの内容以前の、私個人の話をしちゃいます。

仏教について興味を持ったのは、ある出来事があり、色々と人生論の本を読みあさっていたところ、ひろさちやさんの本が目に留まりました。「がんばらない」「今のままでいいんだよ」そうした言葉にほろりときました。これは一体なんなんだ~?そこから、仏教に関する本を読みだしました。

30代、イタリアに凝っていた時期がありまして、キリスト教の寺院を巡り、めちゃくちゃ感動しておりました。ところが、ある時ふと足元を見たら、日本のお寺も負けちゃいないぞってことに気づいたのです。学生時代を過ごした京都へ行き、寺巡りをするうちに、どんどんのめり込んで行きました。若いときは全然、この価値に気づかなかったなあ。ああもったいない…。

新発田に清水園というお庭があります。新発田のお殿様、溝口家の下屋敷だったところです。
ある時、ここを拝観したんです、じっくりと。そうしたら、びっくりしたんです。京都と同じだって。いや、京都でもこんなお庭、そうそうないぞ~って。

そして、ひっそりと一人、地元のお寺を巡るようになりました。
そして、ある日、上田紀行さんが新発田の瑞雲寺で講演されました。上田さんは「がんばれ仏教!」と唱え、お坊さんたちを激励したのです。ついでに、勝手に私も激励されてしまいました。

以来、僧侶でもない私が「がんばれ仏教!」を実践すべく、今日に至るというわけです。

と、私はこんな感じでしょうか。
アサテラの会発起人のあとの二人、関根さん、磯辺さん、それぞれに思うところがあったのでしょう。
会は今、10人のスタッフで運営しています。皆それぞれ、考えやきっかけがあると思います。
そうした、根っこのようなものは忘れずに大事にしたいですね。