2015年11月12日木曜日

義士堂木像の修復

11月7日(土)に長徳寺で行われた桃中軒雲衛門百回忌で、義士堂の公開と国本武春さんの公演会がありました。

の、義士堂公開について。

義士堂の四十七士像のうち半分の二十三体が、修復を終えて帰ってきました。
今回の修復は、新たに手を加えてピッカピカにするのではなく、可能な限りオリジナルのまま残すというモットーで行いました。
修復を担当してくださった奈良の田川新一朗さんによると、塗料を固定するのが非常に難しく、プロ泣かせだったそうです。やっと本日の帰還に間に合わせることができて、ほっとしたとのこと。田川さん、ありがとうございました。
今後は、残りの木像の修復が始まります。完成は再来年の春を予定。楽しみです。

武庸会創立百年を記念して実施されている今回のプロジェクト、百年後の後輩たちに誇りをもって引き継ぐことができるよう、がんばりたいと思います。

修復後の義士像。目のくもりも取れました。

やっと帰ってきました! 義士たちもほっとした様子?

こちらは、これから旅立つ義士たち。

田川さんによる説明会。参加者の皆さん、熱心に聞かれていました。